金子凱彦の野鳥調査  204回
                             日野の自然を守る会 金子凱彦
●東豊田緑地保全地域の野鳥調査
<調査地とコース>
 同保全地域は日野市のほぼ中央部に細長く広がる日野台地の段丘崖の一部で、1975年
に東京都により緑地保全地域に指定されました。東豊田3丁目、多摩平2丁目、7丁目に隣
接した黒川清流公園、多摩平第6公園、清水谷公園の約60,000㎡の雑木林です。黒川清流公
園の崖下には数カ所から湧水が流れており、池が4カ所あります。東から「ひょうたん池」
「大池」、「わきみず池」、「あずまや池」の名が付いています。調査は黒川清流公園東端
の中央線脇にある「ひょうたん池」から西へカワセミハウス(2017年4月OPEN)、マンション
・ヴィ-クコ-ト豊田、多摩平第6公園、山王下公園、清水谷公園の池まで約1.7kmのコース
を1時間で歩き、その間に出現した野鳥の種類と数を記録します。


黒川清流公園内の表示板に説明を増やし作成

9月12日、多摩平第2緑地で倒木事故があり、13日から点検のため黒川清流公園も
「出入り禁止」になり、10月も野鳥調査ができませんでした。

岩井さんが冬鳥のマガモ、ジョウビタキを撮影したので紹介します、両種とも黒川
清流公園では初認です。

 

△マガモ♂エクリプス 10月21日 大池 撮影:岩井満夫さん
 

△ジョウビタキ♀ 10月28日 わきみず池 撮影:岩井満夫さん。